2018年02月

見えにくいと感じたら!網膜色素変性症にも要注意!(その3)

■治療方法は?

網膜色素変性症は原因が特定されず、有効な治療法もまだありません。

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===≫(参考)
将来の治療法として、遺伝子治療、網膜移植などの研究が進められています。
≪===

そのため難病(特定疾患)の1つに指定されています。

難病と聞くと、特殊な病気で自分には関係ないと思いがちですが、この病気は誰にでも起こりえるので注意が必要です。

有効な治療法はまだありませんが、ビタミンAなどの服用のほか、ロービジョンケア(低視力の人を補助するための器具の使用や訓練など)によって、進行を遅らせたり、日常生活をサポートする方法が行われています。

次回は「遺伝的要因!」についてご紹介します。お楽しみに!

見えにくいと感じたら!網膜色素変性症にも要注意!(その2)

■原因と発症率!

原因としては、遺伝要因が大きいとされています。

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ただし、遺伝にもいろいろなタイプがあり、「親がこの病気だったら子どももなる」というわけではありません(ミニコラムをご参照ください)。

発症率は4000人~8000人に1人と推定されています。

かなり幅がありますが、これは自分が網膜色素変性症とは気づかず、受診していない人も多いためです。

また中高年に多くみられますが、若い頃に発症する例も少なくありません。

次回は「治療方法は?」についてご紹介します。お楽しみに!

見えにくいと感じたら!網膜色素変性症にも要注意!(その1)

中高年に多い目の病気といえば、白内障や緑内障、それに加齢黄斑変性症などがよく話題になります。

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しかし、よく似た症状でありながら、網膜色素変性症についてはあまり知られていません。

この病気は原則として進行性のため、知らずに放置していて悪化させてしまうケースが少なくありません。

早めにケアをすることで、進行を遅らせることもできるので、網膜色素変性症について知っておきましょう。

■網膜色素変性症とは?

網膜色素変性症は、網膜の視細胞に障害が起こり、うまく機能しなくなることから始まる病気です。

===≫(参考)
網膜は、カメラのフィルムに例えることができます。目に入った光は網膜で焦点を結び、その情報が脳に送られることで映像として認識されます。網膜には光を感知する視細胞が1億個以上あります。
≪===

一般的には、薄暗いところでものが見えにくくなり、やがて視野が少しずつ狭くなり、視力も低下する…というように進行していきます。

さらに悪化すると社会的失明(矯正視力が0.1以下の状態)になったり、少数ですが光を失うこともあります。

次回は「原因と発症率!」についてご紹介します。お楽しみに!

高血圧!モーニングサージに要注意!(最終回)

■血圧を測る習慣をつける!

モーニングサージを知るためにも、家庭で血圧を測る習慣をつけましょう。



毎日測定するのが望ましいですが、忙しい人は週に数回でも測定することをオススメします。

測るタイミングは朝と夜の2回!

朝は、起床して1時間以内、食事の前、トイレをすませた後に測ります。

夜は入浴後や飲酒の直後は避けて測定します。

テーブルの前でイスに腰掛け、血圧計のベルトを心臓の高になるように巻きます。

薄手のシャツ程度ならOKですが、なるべく腕に直接巻きましょう。

測定中は会話をせず、背筋をまっすぐにして力を抜いてください。

運動直後や足を組んだり、横になったり、寒さに震えながら測定すると正しい測定ができません。

血圧は2回測り記録しておきましょう。

高血圧の基準は医療機関や健診で測る場合は・・・

上(収縮期血圧)が140mmHg、下(拡張期血圧)が90mmHg以上です。

家庭で測定する場合は・・・

上が135mmHg、下85mmHg以上を基準にします。

高血圧は「サイレントキラー」といわれるほど自覚症状がなく進行します。

先ほど紹介した研究では、日中の血圧が150mmHg(収縮時)以上のグループで、朝の血圧が高い人は、脳心血管疾病のリスクが3.92倍というハイリスクな結果が出ています。

ミドル世代に突入したら、血圧測定を日頃の習慣にしてはいかがでしょうか?

高血圧!モーニングサージに要注意!(その3)

■朝の寒暖差とストレスに要注意!

血圧変動は、寒暖差とストレスを感じた時にも起こりまます。

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温かい場所から、急に冷たい場所へ移動すると毛細血管が縮まり血圧が上昇します。

冬の朝、外に出る時は厚着をして体を冷やさないようにしましょう。

薄着のままゴミ出しに行く、新聞を取りに外へ出るなど、「ほんの少しだから」と気を許さないように気をつけてください。

また、朝風呂に入る場合は、脱衣所を十分に温めておきましょう。

寒い脱衣所で服を脱ぐだけでも血圧は上昇しますが、さらに熱いお湯に入ると驚愕反応といって一時的に血圧が上昇します。

脱衣所はヒーターなどで温めておき、熱すぎないお風呂に入ることが予防対策の1つです。

寒い場所に出る時やお風呂に入る前は、手足を動かす、その場で足踏みをするなど軽い運動をするのもお勧めです。

朝、布団の中で手足をバタバタさせて、体を温めてから布団から出るのも対策法です。

また、ストレスを感じた時も血圧は上昇します。

車の運転も、人間にとってはストレスの1つです。

朝起きてすぐに運転する場合は余裕をもって家を出るようにし、車内を温めてから運転するといいでしょう。

次回、最終回は「血圧を測る習慣をつける!」についてご紹介します。お楽しみに!
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