2019年01月

知っていますか?糖尿病のほんとうの原因!(その4)


■糖尿病の予防と対策!

糖尿病の原因がわかったところで、次は予防と対策です。

ここでは、国内外の大学や研究機関で長く研究が続けられている植物成分についてご紹介します。

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●糖尿病予防に最適なポリフェノール!

生物が取り込んだ酸素の一部は、病気や老化を引き起こす有害物質「活性酸素」に変化します。

ポリフェノールには、その活性酸素を無毒化する抗酸化作用があるのです。

赤ワインや緑茶成分のカテキンなどがよく知られていますね。

松の樹皮から採れるピクノジェノールやフラバンジェノールなども健康に敏感な方々には有名です。

そんな数あるポリフェノールの中でも、アカシア樹皮由来のポリフェノールに、ずば抜けた抗酸化力があることが突き止められたのです。

■薬に頼らずに血糖値が下がる!

アカシアポリフェノールは、毒性がより強い型の活性酸素を集中的に除去して、腎臓や目、足の指先などに障害をおよぼす糖尿病の合併症を予防します。

さらに、血糖値やヘモグロビンA1cの値を改善し、血糖値を安定させます。

実際にアカシアポリフェノールを摂っている人達からも「血糖値やヘモグロビンA1cが低くなった」「のどの渇きや身体のだるさが消えた」などの報告があるのです。

次回は「血糖値上昇を抑える!」についてご紹介します。
お楽しみに!

知っていますか?糖尿病のほんとうの原因!(その3)

■糖尿病の原因!

前回までに説明した糖尿病の原因をまとめると.....

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①インスリンが足りない!

もともと日本人はインスリン分泌量が少ない人が多く、遺伝など体質による場合もあります。

 糖質や脂肪が多い食事やストレスを避けることが重要になります。

②インスリンが効かない!

内臓脂肪からはインスリンを効きづらくする物質が出ています。

内臓脂肪が多いのは男性ですが、閉経後は女性も増えています。

内臓脂肪を減らせば改善できます。

③活性酸素の発生!

活性酸素は、血管を壊して合併症を悪化させます。

抗酸化物質の摂取で発生を抑えます。

④+α 高血圧

合併症を進行させる。

 糖尿病+高血圧で透析や失明になるまでの期間が早まり、脳梗塞や心筋梗塞になる確率が健康な人の6~7倍にもなります。

●糖尿病患者は急増中!

糖尿病の疑いがある人の約4割が治療を受けずに放置しています。 

また、治療を始めても高額な治療費の問題や食事制限が続けられずに中断してしまう方が多いのも現状です。

合併症が進行すると、これまでの生活は送れなくなります。

糖尿病は、まずは予防が大切です。

それでも血糖値が高くなってしまったら、すぐに対策を始めましょう。

次回は「糖尿病対策!」についてご紹介します。
お楽しみに!

知っていますか?糖尿病のほんとうの原因!(その2)

■高血圧は合併症の進行を加速!

糖尿病患者の40~60%が高血圧を併発しています。

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高血圧は、糖尿病性腎症の発症・進行を早めます。

腎臓は血液をろ過して尿を作る臓器で、絶えず大量の血液が流れています。

 ですから、血圧が高いと腎臓へ多くの負担がかかり、透析への道を早めるのです。

また、高血圧は網膜内の血管にも悪影響を及ぼし、網膜症の進行を加速します。 

肥満気味の人は適正体重まで落とす、運動療法を取り入れるなどして早急に血圧を下げましょう。

次回は「糖尿病の原因!」についてご紹介します。
お楽しみに!

知っていますか?糖尿病のほんとうの原因!(その1)

40歳以上の4人に1人と、急増している糖尿病。

 あなたは糖尿病の原因を知っていますか?

インスリンは血液の中の糖をエネルギーに変えて血糖値を下げる唯一のホルモンです

インスリンがなければ血糖値を下げることができません

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糖尿病の原因は.....

①インスリンが足りない!

アジア人は欧米人よりもインスリンの分泌量が少ない人が多いので、もともと糖尿病になりやすいのです。 

ストレス、加齢、遺伝も影響します。

②インスリンが効かない!

内臓脂肪からインスリンを効きづらくする物質が分泌されます。

内臓脂肪が多いとインスリンが働かなくなります。

大きくこの2つです。

■恐いのは合併症

糖尿病とは「血糖値が高い状態が続く」病気です。 

それ自体は痛くもかゆくもありません。

 恐いのは合併症です。

血糖値が高い状態が続くと、体のいたるところで血管が詰まったり破れたりすることで、様々な合併症が起こるのです。 

細い血管が壊れると、次の3つの合併症を発症します。

①糖尿病腎症

血糖値が高い状態が20年ほど続くと、腎臓が機能しなくなり人工透析が必要になる。

 透析は週に3回、各4時間。
腎臓を移植しない限り、透析は一生続けなければならなくなります。 

現在、透析を受けているのは約32万人。

年間5,000人のペースで増加中なのです。

②糖尿病網膜症

失明原因の第1位。

年間3,000人の糖尿病患者が視力を失っています。 

血糖値が高い状態が続くと、目の毛細血管が破れて酸素や栄養が届かなくなります。 

かなり進行しても自覚症状が出にくいのが特徴で、ある日突然目の前が真っ暗になることが多いのです。

③糖尿病神経障害

神経細胞に血液が届かなくなり、全身の神経に障害が起こります。

 発汗異常や立ちくらみ、便通異常、男性の場合は勃起障害も!

 ちょっとした傷や水虫により足が腐り、年間2万本もの足が切断されています。

■その他の合併症

前述した3大合併症は血管が細い部分の症状です。

糖と活性酸素は血液とともに全身をめぐるので、当然、太い血管をも蝕みます。

アメリカでは糖尿病患者の7割が心筋梗塞、脳梗塞で命を落としているのです。

①心筋梗塞

糖尿病の人はそうでない人に比べて心筋梗塞になるリスクが3倍ほど高くなります。

まえぶれなく胸の中央あたりに激痛が走り、30分以上、場合によっては何時間も痛みが続き意識を失います。

梗塞が起こる場所によっては10分ほどで死に至ります。

②脳梗塞

糖尿病の人はそうでない人に比べて脳梗塞になるリスクが男性で2.2倍、女性では3.6倍も高くなります。

以前ほど脳梗塞で命を落とすことはなくなりましたが、後遺症により寝たきりになることも多いのです。

主な後遺症は言語障害、重い認知症、身体の片側がマヒで動かなくなる等々。

次回は「高血圧は合併症の進行を加速!」についてご紹介します。
お楽しみに!

睡眠が健康に与える影響!(最終回)

■睡眠時に障害を抱える人が増加!

最近、睡眠に関連した多くの症状が問題となっています。

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「睡眠時無呼吸症候群」と聞くと、「太った中年男性に多い」というイメージを持つ人が多いでしょう。

しかし、やせている女性にも増えているのが現状です。

大半の場合、太くなった首の肉が、睡眠中に気道をふさいでしまうことで起こるのが原因と言われています。

しかし、やせている人でも、下あごが重いために気道をふさいでしまう場合があるのです。

そもそも下あごには、大きな骨と重い舌があります。

仰向けになった時にその下あごが下がって気道をふさぎ、睡眠時無呼吸症候群を引き起こすのです。 

無呼吸を繰り返すと、血液中の酸素濃度が30%前後下がってしまうことがあります。

すると突然血圧が上がったり、血流が速くなったりします。

そのため心臓や脳に梗塞などの障害が起こり、命にかかわるケースも考えられるのです。

治療法としてはマスクを鼻に装着して、睡眠中にも気道に空気を送り続けるCPAP療法が普及しています。

また、下あごが上あごより上に位置するように保つマウスピースも登場しています。

また、女性に多くみられ、睡眠中に無意識に食べ物や飲み物を摂ってしまうのが「睡眠関連食行動障害」です。

原因は以下の二つが考えられています。

①子供が寝ぼけるような状態が成人まで治らずに残ってしまい、それが食行動に変わってしまう。

②日常生活のストレスが寝ている間に爆発してしまい、食行動に変化してしまう。

戸棚や冷蔵庫を開けて食べ物を取り出すだけでなく、調理までしてしまう場合もあります。

夢遊病と合体して、深夜にコンビニまで買い物に出てしまうこともあるのです。

問題なのは、自分の行動を制御できないため、悩み苦しんでしまうことです。

ひどい場合にはうつ病を発症するケースもあると言われています。

現時点では、決定的な治療法は定まっていません。

しかし、他の睡眠障害に伴った二次性障害の場合には、原因となった睡眠障害の治療を優先。

また、ストレスが原因と考えられる場合には、ストレスの低減を優先して行われています。

「レム睡眠行動障害」によって、本人や隣で寝ている人がケガをする事例も多く報告されています。

本来レム睡眠時には、夢を見るものの筋肉は動かないようにできています。

しかし、筋肉を動かないようにするシステムが何らかの原因で働かなくなり、筋肉が動くようになってしまうことで起こる障害です。

そのため、夢を見ているとおりに体が動いてしまうのです。

見ているのが悪夢だった場合、相手に反応して手を振り上げたり喧嘩の状態になったり、そこから逃れようと実際に走り出したりします。

その結果、隣で寝ている人がけがをしたり、本人が壁やガラス窓に激突する場合も増えているのです。

レム睡眠行動障害の主な原因は、脳の加齢による神経伝達障害やストレス、過度の飲酒といわれており、大半が50歳以上の男性です。

薬による対症療法はありますが、根本を治療する方法は現在確立されていません。

また、「むずむず脚症候群」によって、睡眠の質が悪くなるケースもあります。

足の内部がほてったりしびれたり、虫が這うような感覚が起こるもので、多くの場合は動かないときに症状が現れます。

そのため睡眠が妨げられ、日中に眠気が起こったり、日常生活に支障をきたしてしまうのです。

神経伝達物質・ドーパミンの機能低下や遺伝によるものや、鉄分の代謝異常などが原因と考えられていますが、特定はされていません。

夜間の睡眠とは異なる話ですが、昼間に耐えがたい眠気に襲われる「ナルコレプシー」も最近話題となっています。

前日によく寝たかどうかにかかわらず、仕事中でも学校の授業中でも、緊張するようなシチュエーションであっても眠気が襲ってくるのが特徴です。

しかも1日に数回、1~2時間おきに起こるため、対処が難しいのです。

脳内のたんぱく質で、神経伝達物質の一種であるオレキシンの欠乏が原因と考えられています。

規則正しい睡眠をとり、計画的に30分以内の昼寝をすることで緩和される場合が多く、中枢神経刺激剤などの睡眠導入剤による薬物治療も行われます。

これらの症状は、放っておいては改善されにくいものがほとんどです。

日常生活に支障をきたすようでしたら、睡眠外来やスリープクリニックといった専門医を受診することをお勧めします。

いずれにせよ、質のいい睡眠は健康生活の基本です。

まずは自分の睡眠の状態を知り、自分に合った環境を考えることで、より良い睡眠を目指しましょう。
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