■手術を受けるタイミング!

では、どのようなタイミングで白内障の手術を受けるのが良いのでしょうか。

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多くの場合、手術のタイミングを決めるまで充分な時間的余裕があります。

基本となる目安は、あなた自身が見え方に満足できなくなり、日常生活に支障が生じてくる『視力が0.6以下になったとき』です。

ただ、0.6以上であっても、まぶしさが強すぎるなど、QOLに問題が生じるようであれば、手術を考えるべきです。

また、職業的な問題もあります。

例えば、タクシードライバーなど運転を職業とする方が白内障の場合、夜間運転で対向車のライトがまぶしくて前がよく見えないといったことがあると、安全走行的に問題が生じます。

この場合も早めに対応するのがいちばんです。

「手術は怖い」と悩んでばかりいないで眼科医に相談し、視力とQOLを十分に考慮した的確なタイミングで、手術を受けましょう。