■急いで食べる人は太る

現代人はとても忙しいので、食事の時間をゆっくりとる暇もなく、ついつい早食いしてしまう人が多いのではないでしょうか。

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「早食いも芸のうち」などと言われますが、ダイエットにおいては、早食いは命取りとなります。

早食いが健康に悪いのは明白ですが、同時に早食いはめちゃくちゃ太りやすくなります。

原因はいくつかあります。

まず早食いすると「たくさん食べてしまう」

つまり、満腹中枢に「満腹である」という指令が届くまでのタイムラグを計算していないわけです。

人間は、もともとは食糧難だったので、なるべく「食べられる時に食べておく」という本能があります。

すぐに満腹になってしまうと「多めに食べておいて脂肪として蓄積する」ことができなくなるわけです。

だからこそ人間は、満腹になっても、それが脳に届くまでに少し時間差があるわけです。

食糧難の時代ならこのようなタイムラグは有効でした。

しかし現代は食べ物は余っているので「脂肪として貯蓄する」必要がないわけです。

食糧難の時期がないからですね。

昔は食糧難の時期があったから、脂肪がその時期に燃焼するわけです。

でも今は、いつも飽食だから、どんどん脂肪が蓄積される一方なんですね。

これが現代の肥満の原因の1つになっています。

要は、現代は食べ物が多すぎるわけです。

次回、最終回は「早食いが肥満となる原因!」についてご紹介します。
お楽しみに!