フッ素

【トゥースケア】第13回 フッ素は毎日のケアが大切!

■脱灰を抑え再石灰化を促進するためには毎日のケアが重要!

口内が常に中性であれば、歯の脱灰は起こりませんが、脱灰と再石灰化は1日の中でもめまぐるしく起こっています。

初期虫歯ができてしまっても、フッ素の活用やその他のケアにより再石灰化しやすい状態をつくり出せれば、修復は可能です。

初期虫歯が修復されるまでには、半年~1年程度かかると言われています。

その意味では、歯科の定期健診が半年に1回以上と推奨されるのは理にかなっていると言えます。

また、初期虫歯は自分では見つけにくく、歯科専門家による定期的なチェックが必要です。

「初期むし歯ができてしまった!」と慌てて一時的にケアに気を遣うだけでは、フッ素の効果は十分に発揮されません。

日々、口内の環境は変化し、脱灰に傾くリスクは常にあります。

だからこそ、毎日のケアでフッ素をしっかり取り入れ、継続的に虫歯予防に努めることが大切です。

【トゥースケア】第12回 虫歯を防ぐ「フッ素」の働き!

「フッ素」には歯垢(プラーク)の細菌の活動を抑えることや、溶けたエナメル質の修復、歯質を強化するなど、虫歯の発生を防ぐ効果があり、予防に有効な成分として注目されています。

■フッ素の虫歯予防効果

☆フッ素はどのように働くのか

フッ素は、むし歯予防に関する様々な働きをしてくれます。
フッ素配合ハミガキ剤を長期間継続的に使用することで、予防率はアップします。

①酸の産生を抑制

歯磨きで落としきれなかった歯垢(プラーク)が作る虫歯の原因菌の働きを弱め、歯垢(プラーク)が作る酸の量を抑えます。

②再石灰化の促進

歯から溶け出したカルシウムやリンの再石灰化を促進させます。

③歯質強化

歯の表面を酸にとけにくい性質に修復します。
特に乳歯や生えたての歯は軟らかいので、フッ素配合のハミガキ剤を使い、歯質強化に努めましょう。

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☆口の中に長く留まるほど効果的

歯磨きの後に、口の中に残ったフッ素が虫歯予防に効果的に働くため、フッ素を長く留めるハミガキ剤がおすすめです。

■フッ素で毎日のケアが肝心!

☆脱灰を抑え再石灰化を促進するために、毎日のケアが重要

口内が常に中性であれば、歯の脱灰は起こりませんが、脱灰と再石灰化は1日の中でもめまぐるしく起こっています。

初期虫歯ができてしまっても、フッ素の活用やその他のケアにより再石灰化しやすい状態をつくり出せれば、修復は可能です。

初期虫歯が修復されるまでには、半年~1年程度かかると言われています。

その意味では、歯科の定期健診が半年に1回以上と推奨されるのは理にかなっているのです。

また、初期虫歯は自分では見つけにくく、歯科専門家による定期的なチェックが必要です。

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「初期虫歯ができてしまった!」と慌てて一時的にケアに気をつかうだけでは、フッ素の効果は十分に発揮されません。

日々、口内の環境は変化し、脱灰に傾くリスクは常にあります。

だからこそ、毎日のケアでフッ素をしっかり取り入れ、継続的に虫歯予防に努めることが大切なのです。


■フッ素配合ハミガキ剤の注意点

フッ素配合ハミガキ剤を使う時は、次のことに注意が必要です。

①効果的に使うための量

効果的に使うための量年齢によってフッ素配合ハミガキ剤の使用量の目安は異なります。

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②歯磨き後のすすぎ

歯磨き後のすすぎ10~15mlの水を口に含み、1回程度すすぐことがおすすめです。
口の中により多くのフッ素が残り、むし歯の予防に効果的に働きます。

③ハミガキ剤は飲み込まない。

多くの実験によってフッ素の安全性は確認されていますが、ハミガキ剤は食品ではないので飲み込まないようにしましょう。
子どもの場合は、ひとりですすぎができるようになってから使用しましょう。

■フッ素は身近にある成分

フッ素は、ほとんどの食品に含まれるミネラル成分の一つです。

魚介類や野菜、肉、牛乳、塩、お茶の葉っぱなど、ほとんどの食品に含まれており、ビタミン類の様に、毎日摂らなければならない必須の栄養素に位置付けられています。

ただ、フッ素は単体ではなくナトリウムと結びついた「フッ化ナトリウム」、カルシウムと結びついた「フッ化カルシウム」など必ずほかの物質と結びついて存在しています。

毎日の食事で意識して、フッ素が含まれる食品を摂るようにしましょう。

フッ素の効用いかがでしたか?
フッ素による日常のケアを心掛けて、健康で綺麗な歯を保ちましょう!


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