シミ

紫外線には要注意!シミたけでなく体に様々な悪影響が!(その2)

■老け顔の原因となる光老化!

私達に影響を及ぼす紫外線には、波長の長いUV-Aと波長の短いUV-Bがあります。

どちらも日焼けを起こし、シミなどの原因となりますが、肌の老化を促進させやすいのがUV-Aです。

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UV-Aは肌の深部(真皮)にまで届き、細胞中のコラーゲンなどを破壊し、肌の弾力性を低下させます。

その結果、シミだけでなく、シワやたるみなどの「光老化」を引き起こします。

肌の老化は、加齢によるものよりも光老化の影響のほうが大きいといわれるだけに、アンチ・エイジングにはUV-A対策が大切です。

ただし、実際のケアではUV-AとUV-Bを区別する必要はあまりないので、ここではまとめて紫外線ケアとして紹介します。

紫外線は晴れた日だけでなく、曇りの日でも降りそそいできますし、窓ガラスから室内にも入ってくるので油断できません。

また、紫外線は海辺に多いと思われるでしょうが、実は山や高原でも要注意なのです。

高度が1000m上がるごとに紫外線は10%以上増えます。

特に、空気の澄んだ日には、紫外線が数10%も増加することがあります。

もう1つ気をつけたいのは、紫外線が来る方向です。

上空からの直射光だけでなく、空気の粒子などに当たって広がる散乱光や、地面からの反射光としても入ってきます。

私達が浴びている紫外線の60%は散乱光によるものなのです。

直射光は日傘や帽子で防げますが、散乱光や反射光は横や下からも入ってくるので、顔や首、手などはUVケア(日焼け止め)クリームでしっかりガードする必要があります。

(参考)UVケアクリームには「SPF50」とか「PA+」などの表示があります。SPFはUV-B対策の基準で、数値が大きいほど防護力も強くなります。
また、PAはUV-Aから肌を守る目安で、+の数が多いほど防護力が強くなります。
肌への適合性なども含め、店の人からきちんと説明を受けましょう。

洋服や日傘の色は、黒などの濃い色ほど紫外線を防ぐ効果が高くなります。

その反面、濃い色は熱がこもり、夏バテや熱中症の原因になる可能性も。濃い色の服や日傘を選ぶ場合は、風通しの良い素材にしましょう。

素材面では、紫外線をよく防ぐのはポリエステルで、夏に多い綿は意外なほど紫外線を通します。

好みの違いもありますが、紫外線ケアにはポリエステルが良いことを知っておきましょう。

また、睡眠不足や喫煙習慣などがあると、肌細胞の修復力が低下し、シミやシワなどができやすくなります。

光老化の予防には、日頃から健康的な生活を心がけることも忘れないようにしましょう。

次回は「目のケアもしっかりと!」についてご紹介します。お楽しみに!

紫外線には要注意!シミたけでなく体に様々な悪影響が!(その1)

■驚きの紫外線の影響!

5月から9月にかけては、紫外線(UV)が多くなる季節です。

紫外線と言えば顔などにできるシミ!

女性の多くが気にしているはず。

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でも、紫外線の影響はそれだけではありません。

・シワやたるみが増えて老け顔になりやすい

・目の老化を促進して白内障などを起こしやすい

・免疫力が低下して感染症にかかりやすい

・・・等々

紫外線の影響は多岐にわたるのです。

また男性、特に中高年の方は、紫外線の影響など考えたことがないかもしれません。

しかし、夏になると顔や頭、手などに湿疹が出たり、かゆくなることはありませんか?

あるいは風邪をよくひいて体調を崩しやすい、と言ったことはないでしょうか?

こうしたことの原因が、紫外線ということもあるのです。

さらに、紫外線の影響で忘れることができないのが皮膚癌。

日本人には比較的少ないため、関心が薄いのですが、高齢になるほど急速に増えるので注意が必要です。

現代は、オゾン層の減少などにより、30年前と比較すると紫外線量が増えています。

(参考)地球を取り巻く成層圏にあるオゾン層は、太陽からの紫外線を防ぐ役割をしています。
二酸化炭素などの温室効果ガスの影響によりオゾン層が減少すると、地球に降り注ぐ紫外線の量が増加します。
30年前と比較すると、全地球ではオゾンの量が平均で約2.4%減少していて、日本の上空でもオゾン量の減少と紫外線の増加が確認されています。

それだけに女性も男性も、紫外線とそのケアについて、しっかり知っておきましょう。

次回は「老け顔の原因となる光老化!」についてご紹介します。お楽しみに!
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