■タンパク質と抗酸化物質が豊富な食事をとり、NO産出を助けよう!
NOの産生を増やすためには、食事も重要です。
NOは、L-アルギニンというアミノ酸から作られ、同じくアミノ酸のL-シトルリンも密接に関連していることがわかっています。
アミノ酸はタンパク質の構成要素です。
タンパク質が豊富な食品をとることが重要で、L-アルギニンが含有される食品として、赤肉、魚、鶏肉、豆、大豆、ナッツがおすすめです。
また抗酸化物質はNOを保護することが分かっています。
抗酸化作用として働く栄養素は、ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノールなどで、タンパク質が豊富な食品と同様に、意識してとるようにしましょう。
さらに葉酸とαリポ酸もNOを増やすことに役立ちます。
タンパク質、抗酸化物質、葉酸やαリポ酸は、食品から十分な量がとれない時は、サプリメントを利用するのもいいかもしれません。
寒い季節は、動かないでじっとしていると血管力がどんどん低下していきます。
家でもできることから始めて、NO産生を増やして血管力を高めていきましょう。