DHA・EPA

驚くべきDHA・EPAの驚異の効果!(最終回)

■摂り過ぎは禁物!摂取量に要注意!

DHA・EPAを合計1日3,000mg以上摂取すると、吐き気や下痢、鼻血などが現れる可能性が高まったり、血液を固める力が低下して出血傾向が起きることがあります。

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魚介類を意識的に食べ、サプリメントを利用しているという方や、サプリメントを数種類併用している方は、1日の合計摂取量に注意しましょう。

魚アレルギーのある方や、医師から処方された、血液をサラサラにする薬や血圧を下げる薬を飲んでいる方は、相乗効果が起きる可能性があるので注意が必要です。

主治医や薬剤師に相談の上、使用を検討してください。

驚くべきDHA・EPAの驚異の効果!(その5)

■サプリメントから摂る際のチェックポイント!

サプリメントで摂る場合には、次のことを確認しましょう。

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≪含有量≫

食事で魚介類を摂ることを基本に、400mg摂取できると良いでしょう。

また、1日の魚介類摂取状況に応じて増減するのもいいでしょう。

≪酸化防止≫

 DHAとEPAは大変酸化しやすいので、時間が経つと効力が落ちてしまいます。

ビタミンEやアスタキサンチン、セサミンなどの抗酸化物質には酸化を抑える効果があるので、これらが含有されているものを選ぶと良いでしょう。

≪安全性≫

GMP認定を受けた工場で作られているサプリメントは安全性が高いといえます。

GMPは、Good Manufacturing Practiceの略で、製造工程や品質を管理するための基準です。

医薬品は製造工場におけるGMP管理が義務づけられていますが、サプリメントは義務でなく、企業の自主的な取り組みです。

GMPでは、工場の構造や設備がどのように作られ、運用されているか、工場の保守・点検・管理、製品の品質管理、衛生管理、製造管理などに関する規則や規格、作業手順書を設けていて、すべての工程をチェックし、その記録を残すことで管理しています。

次回、最終回は「摂り過ぎは禁物!摂取量に要注意!」についてご紹介します。お楽しみに!

驚くべきDHA・EPAの驚異の効果!(その4)

■DHAとEPAの目標摂取量!

DHAとEPAの目標摂取量は、1日1,000mgとされています。

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これは、脂の多い魚でおよそ80~100g、つまり、大きめの切身一切れ、鯵1匹、刺身5切れに相当します。

これに対して、平成26年の国民栄養調査による魚摂取量は成人男女で74.5g。

目標摂取量に15gほど不足しています。

また、一番摂取量が少ない年代は40代で54.3g、次いで20代、30代で約55gですから、目標摂取量に35gほど不足しています。

これをDHAとEPAに換算すると、150~400mg不足していることになります。

次回は「サプリメントから摂る際のチェックポイント!」についてご紹介します。お楽しみに!

驚くべきDHA・EPAの驚異の効果!(その3)

■DHAとEPAを食品から摂取!

脂質の一種であるDHAとEPAは、脂の多い魚介類に多く含まれます。

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特に、含有量の多い魚は、まぐろ、ぶり、さば、さんま、うなぎ、いわしなどです。

生魚以外では、さば缶やツナ缶にも含まれています。

焼く、煮るなどの調理によって流れ出てしまうため、煮汁ごと食べたり、刺身やお寿司など、生のまま食べると効率よく摂ることができます。

次回は「DHAとEPAの目標摂取量!」についてご紹介します。お楽しみに!

驚くべきDHA・EPAの驚異の効果!(その2)

■DHA・EPAの効果!

DHAとEPAは化学的な構造がよく似ているため、身体への働きや特徴も似ています。

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①中性脂肪を減らす!

血液中の中性脂肪が増えると、肥満のもとになります。

また、血管を傷めつける悪玉コレステロールが増えるため、その状態が続くと病気になる可能性があります。

DHAやEPAには中性脂肪を減らす働きがあり、摂取することで肥満や病気の予防につながります。

②血液をきれいにして、血流をよくする!

どちらにも血液をきれいにし、流れを良くする働きがありますが、それぞれ作用が異なります。

≪DHA≫

血管や赤血球の細胞膜をやわらかくし、血流を促します。

≪EPA≫

血小板凝集作用を抑える働きがあります。

細胞が傷つくと、出血を抑えるために血小板が凝集して血栓を作り止血します。

生活習慣の乱れなどから血管が老化すると、血管が傷つきやすくなって血小板凝集が頻繁に起こるため、血栓が多くできます。

これが脳や心臓の細い血管に詰まると、重大な病気を引き起こすこともあります。

EPAは、体内でプロスタグランジンという物質に変化し、血小板凝集を抑えます。

血液をきれいにする効果は、EPAの方がより高いといわれていて、治療薬としても利用されています。

③その他の働き!

近年、DHA特有の働きが注目されています。

DHAは脳の入り口にある血液脳関門を突破できる数少ない成分のひとつです。

特に、記憶力や学習能力に関係する海馬に集められ、脳を活性化させます。

EPAはこの関門を突破できないので脳への働きはありません。

次回は「DHAとEPAを食品から摂取!」についてご紹介します。お楽しみに!
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