■1日あたり最低でも1.2Lの水の補給が目安!
脱水症を予防するには、1日あたり最低でも1.2Lを目安に、のどが渇く前からこまめに水分補給をする習慣をつけましょう。
渇きを感じてからではなく、渇きを感じる前に水分を取ることが重要です。
1.2Lとは大きいペットボトルほぼ1本(1~1.5L)程度、小さいペットボトル(500ml)なら2~3本程度、コップ(200ml)なら6杯です。
飲み物は冷たい方が、体内での吸収がよくなり体を冷やす効果が期待できます。
特に高齢者や子どもがいる家庭では、水分をこまめに少しずつ飲むようにサポートしてあげるといいでしょう。
また、大量に汗をかいたときは、経口補水液やスポーツドリンクなどで塩分も補給してください。
高血圧や慢性腎臓病など塩分摂取に注意が必要な場合でも、汗をかいた分だけ塩分を補うことは問題ないと考えられています。
ただし大量に飲むことは控え、こまめに少量ずつ取るようにしましょう。
また、入浴中や就寝中はたくさん汗をかき、水分が不足しがちです。
入浴後と起床時には、水を1杯飲む習慣をつけるといいでしょう。