体臭

汗の匂いを発生させる悪習慣!(最終回)

■食生活もニオイの原因!

意外かもしれませんが、ニオイ問題は食生活との因果関係も大きいのです。

image

食生活を少し変えるだけで体質改善も期待できます。

例えばベジタリアンの人とお肉好きの人を比べると、皮脂腺から分泌される脂の量もかなりの差があるのです。

その脂の量が、ニオイと深く関係しているのです。

まずは、下記の点に気をつけましょう!

●肉ばかり食べてしまう!

「夏場はスタミナをつけるために肉を食べる」「疲れたらとりあえず肉」という方も多いと思いますが、その肉がニオイのもとなのです。

しかも肉だけを食べていてもスタミナはつきません。

バランス良く食べることが第一です。

そしてニオイ問題解決のためには「肉<野菜」が鉄則なのです。

●脂身を気にせず食べている!

肉を食べるなら、脂身の少ない肉を選びましょう。

霜降り牛より脂身の少ない鶏ササミなど、肉の種類や部位によって選び方を変えれば脂の量も変わってきます。

この時期は特に、牛肉よりもさっぱり系の鶏肉や、夏バテにも役立つビタミンB2を多く含んだ豚肉がオススメです。

●調理法は気にしない!

素材自体だけではなく、調理法でも大きく脂の量は変わってきます。

焼くより「蒸す」「茹でる」などが効果的です。

たとえば、冷しゃぶサラダなどにすれば、茹でる際に脂も落とせて、野菜も摂れるので一石二鳥!

脂がうまく落とせるように工夫してみましょう。

以上、いかがでしたか? 

食生活が汗のニオイと大きく関わっているということは、抑汗スプレーなどで外から色々とケアしても、根本的な解決には至りません。

夏は肉食に偏りがちですが、食べる量や調理法に注意して、内側からしっかり改善する必要がありそうですね!

汗の匂いを発生させる原因・悪習慣と解決法!(その1)

これから汗をかく機会が多くなる時期ですよね。

そこで気になるのはやっぱり臭い問題!

気をつけているつもりでも自分以上に周囲は敏感に臭いを感じているものです。

職場や電車の中でも「この人何だかくさい?」と思われないように最低限のエチケット対策をしっかりしておきましょう。

image

そこで今回は、日常何気なくやっている汗の臭いを発生させる原因と悪習慣について、その解決法についてご紹介します。

■雑菌が匂いの原因に!

匂いの大きな原因は、汗と皮膚の雑菌が混ざって起こります。

この時期はワキ汗が気になりますが年中通して問題の足の匂いに関しても雑菌が原因と言われています。

雑菌を繁殖させないように清潔に保つことが一番の対策なのですが・・・

日常何気なくやっている悪習慣が匂い発生の原因になってしまいます。

 日常ついついやってしまう行為をチェックして匂い防止に努めましょう!

①汗をかいてそのままにしている!

汗をかいてそのままにしておくと雑菌と混ざって匂いを発生させます。

汗をかいたらその都度シャワーなどで洗い流すのがベストなのですが、難しい場合は使い捨てシートなどを使って汗をしっかり拭き取る習慣をつけましょう!

 ②一回着ただけの服は洗わない!

汗をかいたときに着ていた服をそのままにしておくと匂いががしみついてしまいます。

冬場は一度着ただけでは洗わないケースもあるかもしれませんが、夏の場合は要注意!

特にインナーに関しては、一度着たら必ず洗いましょう。

 ③蒸れた靴を放置、またはそのまま靴箱にしまう!

一日履いていた靴は、汗をたっぷり吸収しています。

帰宅したらすぐに陰干しして、しっかりと乾かしましょう。

爪先のあいていないパンプスなども要注意です!

特に、梅雨時で雨に濡れた場合や、汗をたくさんかいた日はドライヤーの冷風を当てるのも効果的です。

次回、最終回は「食生活もニオイの原因!」についてご紹介します。お楽しみに!

体臭の原因と対策(その4 最終回)

前回(その3)では・・・

体臭の主な原因は、以下の通り大きく4つに分類され・・・

①汗が原因のニオイ
②加齢によるニオイ
③腸内環境の悪化によるニオイ
④口からのニオイ

「腸内環境の悪化によるニオイ」の原因と対策についてご紹介しました。

今回は誰しも一番気になるであろう「口からのニオイ」について、その原因と対策をご紹介します。

image


■口からのニオイ

大きな原因の一つは「唾液が少ない」事にあります。

唾液には強い殺菌作用があり口中の細菌の繁殖を抑えニオイの予防に役立っているのです。

唾液の分泌量は、驚くことに!

個人差はありますが少ない人で0.8~1.5L/日、多い方では1.8L/日程度と言われています。

十分な量を分泌するには食事の際に一口30回以上の咀嚼が推奨されています。

実際口臭が気になる方には早食いの傾向があると言われますが、これは咀嚼回数が少ないため唾液が不足して殺菌作用が十分に発揮されていない事が原因に挙げられます。

心当たりのある方は意識して噛む回数を増やすようにして下さい!

image


市販のふき取りシートや制汗スプレー、石鹸などで外から体臭予防をするのも重要ですが、この様に身体の中からも沢山のの対策ができます。

夏、暑い時期に身体のニオイは気になりやすいですが、自分にできる事から取り組んでみて下さい!

体臭の原因と対策(その3)

前回(その2)では・・・

体臭の主な原因は、以下の通り大きく4つに分類され・・・

①汗が原因のニオイ
②加齢によるニオイ
③腸内環境の悪化によるニオイ
④口からのニオイ

「加齢によるニオイ」の原因と対策についてご紹介しました。

今回は「腸内環境の悪化によるニオイ」について、その原因と対策をご紹介します。

image


■腸内環境の悪化によるニオイ

たんぱく質と炭水化物は、十分に消化・吸収されないと大腸で腐敗を起こします。

この腐敗は腸内環境を悪化させニオイのある毒素を発します。

通常は発生した毒素は肝臓で処理され体臭にはなりませんが、腸や肝臓の働きが悪くなるとニオイ物質が血液中に入り汗と共に染み出てきます。

また、皮膚以外にも肺に入ると口からもニオイがします。

たんぱく質の場合はイオウのような体臭に、炭水化物の場合はバニラのような甘ったるい体臭になります。

これらは腸内環境の悪化が原因なので「発酵食品」や「食物繊維」「乳酸菌」を積極的に摂りいれて腸内の環境を整える事が大切です。

「発酵食品」である味噌やしょうゆ、納豆、酢、甘酒には善玉菌の乳酸菌が多く含まれています。

さらに大豆発酵食品には腸内の善玉菌のエサになりやすい「オリゴ糖」も含まれていますので、腸内環境を整えるのに一石二鳥の食材です。

「食物繊維」も善玉菌のエサになります。

これらは野菜や果物はもちろん、玄米や麦、海藻類、キノコ類、ひじき等の乾物食品にたくさん含まれています。

さらに腸内の毒素を吸着して外に出す手助けをしたり、便秘を防ぐ事でニオイの発生を抑えますので積極的に食べたい食材です。

具体的には、日本の伝統的な「マゴワヤサシイ」の食事を参考にすると、普段の食事に取り入れやすいですね。

image


■マゴワヤサシイ食事とは?

日本人に適した、ビタミン・ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれた食材です。

食事の土台を支える3代栄養素は、たんぱく質・脂肪・炭水化物の3つ。

以下の「マゴワヤサシイ」の組み和合わせを中心にバランスの良い食事をすることが理想的です。

これらは、古来より親しまれてきた伝統的な日本食です。

今こそ理想的な栄養バランスを備えた日本食の価値を見直すことが大切です。

image


①【マ】マメ 豆類・豆腐・味噌・納豆たんぱく質とマグネシウムが豊富

②【ゴ】ゴマ ゴマ・ナッツ類カルシウムや鉄分などが豊富

③【ワ】ワカメ ワカメ・昆布などの海草類カルシウムなどのミネラルが豊富

④【ヤ】ヤサイ 野菜全般ベータカロチンやビタミンCが豊富

⑤【サ】サカナ 魚類(特に青魚や鮭)オメガ3脂肪酸、ビタミンB群が豊富

⑥【シ】シイタケ 椎茸などのきのこ類ビタミンD群、B群が豊富

⑦【イ】イモ じゃがいも・さつまいも

また香辛料は、少量の摂取ならば問題はありませんが、スパイスには微生物の殺菌作用があるため、過剰に摂ると腸内細菌のバランスを崩す恐れがあります。
香辛料の使用は少なめにしましょう。

次回は最終回!
お楽しみに!

体臭の原因と対策(その2)

前回(その1)では・・・

体臭の主な原因は、以下の通り大きく4つに分類され!

①汗が原因のニオイ
②加齢によるニオイ
③腸内環境の悪化によるニオイ
④口からのニオイ

「汗が原因のニオイ」の原因と対策についてご紹介しました。

今回は「加齢によるニオイ」について、その原因と対策をご紹介します。

image


■加齢によるニオイ

加齢臭とは、人が年を重ねていくことで自然と発するようになる中高年特有の体のニオイをいいます。

このニオイの主な原因は「皮脂腺」から分泌される皮脂の過剰分泌だと言われています。

皮脂は通常は肌のバリアとして潤いを守っていますが、年齢を重ねるごとに増加する「パルミトオレイン酸」と「過酸化脂質」という物質が含まれています。

この2つが皮膚上で反応すると「ノネナール」という原因物質が生まれ加齢臭が発生するのです。

皮脂腺はお酒やたばこ等の刺激物やストレスのほか動物性脂肪の摂取によって活発になる事がわかっていますので、油ものや肉類など味の濃い食べ物が好きな方は加齢臭が発生しやすいと言えるでしょう。

刺激物や油の多い食事を控えたり、「オメガ3脂肪酸」を含む亜麻仁油やえごま油、魚の肝油を摂りいれると、体内の油のバランスが取れて皮脂の過剰分泌の改善に役立ちます。

そのほかに湯船につかって入浴する事も大切です。

シャワーのみの場合よりも皮脂の汚れが落ちやすくなりますので、入浴の時間を長めにとってみるのも良いですね。

続きは次回!
お楽しみに!
人気ブログランキング
↑↑↑↑↑↑↑↑
クリックして応援お願いします!
最新コメント
記事検索
無料レポート
カテゴリー
  • ライブドアブログ